寄居町有林の整備活動を行うことが“きっかけ”となり、ありがたいことに住民の保有林整備を受託する。
その整備地は、戦国時代、北条氏の北関東支配の拠点であった鉢形城(寄居町)の跡地に、また鐘撞堂山へのハイキングコースに隣接しています。
作業にあたり
スギの人工林で林内は暗く、植栽密度の高い飽和が見られます。局部的に、立ち枯れや倒木が重なったところがあり、現状シュロの木やアオキ、笹竹が植生を成しています。シュロは葉が大きく、またアオキは常緑低木樹(陰をつくる)なため、適度な下草など生えず、良好な土壌環境とは言えません。土壌改善を行い、直径40~50cmのスギ林を目指す。
作業項目
- アオキ、笹竹などの伐採
- 立ち枯れ、倒木の処理
- スギの皮むき間伐(40%程度)