まず、紫色テープは30m区間を示します(1枚目の写真は円良田湖湖畔より300m地点)。
ココから先は広範囲でつる性植物が覆っており、林内はフジヅルがブナやコナラなどの大木に巻きつき、立ち枯れや倒木を引き起こしています。
倒木後の空いたスペースにはアオキ、カシ、ニシキギなど低木が生存競争し、その合間から篠も群生し、更にそれを覆うかのようにジャケツイバラが這っています。
ツルが上部で絡み合い除伐するのにも時間がかかります。我先にと優占種になるべく上へ上へと太陽の光を求める様は、自然の逞しさを感じさせます。
結局は、太陽の恵みを頂いてこそ我々は生きることができるのだと、ふと思いました。