地元産業の活性化の一助と自然教育の場を!

“チビ山プロジェクト”は、埼玉県小川町にある「チビ山」を「自然環境教育や山村地域との交流などに役立てて欲しい」と、山林保有者から森林管理・育林の依頼があったのが“きっかけ”となり始まったプロジェクトです。
「チビ山」の植生は、混合林です。スギ・ヒノキの針葉樹、カシ・ブナ・ナラなどの広葉樹が主となります。森林内は、比較的明るく、林床に植物が育っており土壌流出などは抑えられていますが、奥に入ると立ち枯れや倒木も散見しており、飽和状態にあることが分かります。森林整備が必要です。
さて今回の「チビ山プロジェクト」は、単に森林保全を行うのではなく、“ヴィレッジ構想”のスモール・モデルを創造しようと意気込んでいます。これまで独自に展開してきた当財団活動の集大成を創造しようと。
具体的には、“101年の森プロジェクト”における「植樹、下草刈り、植生学」の知見、熊野古道の道普請から学ぶ山林整備技術・想い、地域の方々や地域産業との依存ない適正な関係づくり、そして「皮むき間伐」を新たに加え、それぞれを融合させ臨みます。
本来“森がもっている機能”自助再生力を活かしつつ、人が共存できる森林生態系の形成に向け挑戦します。
そこで、二つの貢献活動を取り入れます。
一つは、埼玉県小川町は「和紙」の生産地であり、原料の生産・提供などを行い、地元産業の活性化の一助に貢献する。
もう一つは、多様な野生動植物を育む「豊かな森づくり」へと環境を整え、ゆくゆくは地域の子供たちが自然教育できる場として提供し、貢献したいと考えます。