心臓突然死はいつでも誰でもどこにでも起こる可能性があります。教室や職場、またスポーツの最中に、大切な人が、友人が倒れるかもしれません。いざという時、誰もが助けることができるよう、「いのちの教室」にご参加ください。
- 開催日:2019年12月11日(水)18:30~20:30(18:00受付開始)
- 場所:さわかみ投信株式会社 2F会議室
〒102-0082
東京都千代田区一番町29-2 - 参加費無料
今回は『大山 未希』さんにお越しいただきます

AEDの使い方を知ってほしい
日本では年間で約7万5000人が心原性心肺機能停止(突然死)で死亡しています。その数は、一日に約200人、7.5分に1人が心臓突然死で亡くなっています(※)。
突然に心臓や呼吸が止まったり、これに近い状態になった時に、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸を行うこと、AED(自動体外式除細動器)を用いた電気ショックを行うことで突然死からの「いのち」を救うことができるのです。
AEDを使用した心肺蘇生法は子どもから大人まで、知っていれば万が一の事故の時、大切な「いのち」を救うことができるのです。
今回、「1人でも多くの人に心肺蘇生方法を伝えたい」「1人でも多くの人に安全な環境の下、スポーツを楽しんでほしい」「万が一事故が起こっても誰もが冷静に対処できる環境を作りたい」そんな想いで活動している『ATHLETE SAVE JAPAN』より特別講師を招いて「いのちの教室」を開催します。
より多くの方に心肺蘇生法を知ってもらうのはもちろん、アスリートのみなさんから「夢」や「挑戦」について語っていただき、「生きること」について一緒に考える場になればと思います。
AED(自動体外式除細動器)とは?
自動体外式除細動器。心室の細動で全身に血液を送れないとき電気ショックを与えて、正常な機能を回復させる装置。空港・駅・学校など公共の場に設置です。AEDの販売・設置台数は年々伸びています。
しかし、AEDが普及しても、それが適切なタイミングで使われなければ、救命率の向上には繋がりません。平成28年中に一般市民によって目撃された心原性の心肺停止傷病者のうちAEDが実施されたケースは約4.7%に留まっています。
AEDの普及と併せて、一人ひとりの救助意識の向上とAEDの実施率の向上に向けた取り組みがこれからの課題と言われています。
誰でもできる救急処置を覚えておこう
❶ 119版通報、AEDの要請
❷ 胸骨圧迫(心臓マッサージ)
❸ AEDによる電気ショック
いのちの教室では「あっぱくん」を使って胸骨圧迫の練習とAEDの使い方を学びます。いのちの教室では実際に突然死の現場に居合わせた状況でAEDの使い方までを体験実習で学ぶことができます。正確な胸骨圧迫を簡単に学べるトレーニングツール「あっぱくん」は約30㎏の圧力で音が鳴ります。これにより、適正圧力を表現しています。また実習ではAEDの実機を操作はしませんので、お子さまでも安全に心肺蘇生手順を学ぶことが出来ます。(電流は流しません)
反応の確認と119番通報/AEDの要請
- 周りの安全を確認して近づく
- 肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声かけ
→反応なし→大きな声で人を呼び、119番通報とAEDを持ってくるよう要請
呼吸の確認と胸骨圧迫(心臓マッサージ)
●倒れた人をあお向けにして、胸やおなかの動きを見る
→呼吸がないか、普段どおり息をしていない時は胸骨圧迫(心臓マッサージ)
★ポイントは「強く」「はやく」「たえまなく」
【強く】胸が5cm以上沈むまで【はやく】1分間に100回以上のテンポで
【たえまなく】倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまで
AEDを用いた電気ショック
心室細動と呼ばれる不整脈(心臓のけいれん)によってポンプとして働かなくなってしまった心臓に、電気ショックを与えることにより、元の収縮を取り戻させるための機器です。
アスリートのみなさんとのトークセッション
柔道の篠原選手をお招きしました
さわかみ一般財団主催「いのちの教室」ではAED実習後に、一般社団法人ATHLETE SAVE JAPANに登録されているアスリートのみなさん(ASJアンバサダー)によるトークセッションも同時開催しています。現在活躍中の現役アスリートの方や引退して多方面で活躍している方などをお招きして、「いのち」についてお話いただきます。スポーツを通じていのちを大切にする心を多くの方に知っていただければと思います。
1人でも多くの人に安全な環境の下、スポーツを楽しんでほしい。万が一事故が起こっても誰もが冷静に対処できる環境を作りたい。そんな想いから『ATHLETE SAVE JAPAN(アスリート セーブ ジャパン)』は誕生しました。『いのち』を守る、『いのち』を大切にする心を育む、をスローガンとし、スポーツ教室やAED講習会を中心に、子供から大人まで様々な手法で働きかけていきます。http://athlete-save.jp/about/
参加者のこえ



いのちの教室
開催報告
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