民族文化映像デジタイズ

記録映画に映る人と人、人と自然との深い対応の姿は、共に生きる地域社会を形成しつつ営まれてきた人間の基本的な生き方・繊細多彩な技術・深い精神文化を伝えると同時に、激動する21世紀の日本人、そして人類のこれからの在り方への深い示唆をはらんでいます。
しかし近年では、デジタル機器の導入が進み、フィルムの視聴はおろか点検や補修も困難となっているのが現状です。この様な背景から当財団では、民族文化映像研究所が制作した映画作品の保存・永続化を願い、フィルム原版の点検整備及びデジタル化事業の一助となればと思い動き出しました。
また、本事業の一環として広く公益に寄与する為に上映会を行うなど、貴重な記録を次世代へと受け継ぐ為の架け橋を造ります。

民族文化映像研究所とは

民族文化映像研究所は、日本の基層文化を記録・研究する事を目指して出発した民間の研究所です。 人類の心と生活行為が凝縮した文化、それを育む広大な自然。その人と自然との深い対応・共生の姿を「基層文化」と捉え、刻々の今を生きる人々の生活行為を見つめ続ける事によって、明らかにしようとしてきました。

フィルムによる記録映画119作品

民族文化映像研究所は、1961年(1976年設立)以来、庶民の生活文化を生活者視点による映像によって、記録し続けてきました。北海道から沖縄に至る日本列島、自らの足元から始まった記録作業は、フランスやスウェーデンなど海外へも拡がりを見せ、現在、その半世紀近い活動から多くの資料と共にフィルムによる記録映画119作品が生み出されています。

所長の故・姫田忠義氏より

光のあるところ明るし。その光を求めて五十年。あらゆる生命体を生む大自然に生かされた人類の基層文化の記録、それがわが志。

民族文化映像デジタル化

地域社会を形成した人間の生き方を残したい!
記録映画に映る人と人、人と自然との深い対応の姿は、共に生きる地域社会を形成しつつ営まれてきた人間の基本的な生き方・繊細多彩な技術・深い精神文化を伝えると同時に、激動する21世紀の日本人、そして人類のこれからの在り方への深い示唆をはらんでいます。しかし近年では、デジタル機器の導入が進み、フィルムの視聴はおろか点検や補修も困難となっているのが現状です。
この様な背景から当財団では、同研究所が制作した映画作品の保存・永続化を願い、フィルム原版の点検整備及びデジタル化事業の一助となればと思い動き出しました。
また、本事業の一環として広く公益に寄与する為、上映会を行うなど、より良い明日を願い、貴重な記録を次世代へと受け継ぐ為の架け橋を造ります。

民族文化映像の上映会

次世代へ受け継ぎたいものがある!
民族文化映像デジタル化事業の一環として広く公益に寄与する為、定期的に上映会を行うなど、より良い明日を願い、貴重な記録を次世代へと受け継ぐ為の架け橋を造ります。