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白い手袋をつけて手話で歌う子どもたち
目の見えない子も、見える子も。耳の聞こえない子も、聞こえる子も。
様々な子どもたちが一緒に歌う合唱団
すべての子どもたちが、声で歌い、手歌(しゅか)で歌う合唱団。ホワイトハンドコーラスNIPPON
舞台で演奏する多様な子どもたちの合唱団
みんなで歌う「第九」〜ウィーンへの挑戦〜

予告編

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ストーリー

合唱団のメンバー
東京芸術劇場にて
2021年、東京芸術劇場で世界的オーケストラ「バッハ・コレギウム・ジャパン」との共演を成功させたホワイトハンドコーラスNIPPONのメンバーたち。そのときから、胸にひとつの夢を抱えてきました。「いつか、ベートーヴェンが『第九』を生んだ地・ウィーンで歌いたい」。

ウィーン国会議事堂
ウィーン国連事務局にて
そして2024年、ついにその夢は、オーストリア国会議事堂とウィーン国連事務局での演奏という形で実現します。さらに、世界のバリアフリー活動が集う「ゼロ・プロジェクトアワード」国際賞を受賞。ドイツ語の歌詞を手歌(しゅか)で奏で、新たな「第九」の表現を切り拓きました。

手話で歌う子どもたち
光で描く手歌
同時に、写真家・田頭真理子による挑戦。子どもたちの指先に光を灯し、「目で見る第九」を写真として記録。その作品はウィーンで写真展として発表され、音楽の可能性を視覚にまで広げました。

声で奏で、手話で歌い、音楽で偏見と闘う。その軌跡を、さわかみ財団は4年間追いかけ、映像として記録しました。ホワイトハンドコーラスNIPPONの「ウィーンへの挑戦」。そのすべてが、この作品に込められています。

◆ ◆ ◆

ホワイトハンドコーラスNIPPONとは

ホワイトハンドコーラスNIPPONは、すべての子どもに開かれたインクルーシブな合唱団です。ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなど、多様な子どもたちが所属し、手話で歌う《サイン隊》と声で歌う《声隊》がともに奏でます。

声隊

声で歌うメンバー。耳が聞こえにくい子や、目が見えない子、車いすの仲間、そして声で歌いたいすべての子が集います。

サイン隊

手歌で歌うメンバー。耳の聞こえない子や、手で音楽を表現したい子が、光のように手を奏でます。

南米ベネズエラで始まった「エルシステマ」の理念に共感し、2019年に一般社団法人El Sistema Connectによって設立。東京では東京芸術劇場との共同主催、京都では京都女子大学と連携して活動中です。

これまでに、新国立劇場オペラ《Super Angels》、NHK『みんなのうた』《ツバメ》、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演など多数の公演を実施。

2023年 キッズデザイン賞
2024年 ゼロ・プロジェクト・アワード
2025年 第3回やなせたかし文化賞

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