さわかみグループでは、日本における本格的な長期投資のパイオニア「さわかみファンド」を運営するさわかみ投信をはじめとして、いくつかの企業活動を展開しています。グループ企業は、いずれも長期投資の精神を実践に移すべく生まれました。それぞれが伸びやかで活力にあふれるビジネスを展開して日本経済を元気一杯にしていこうと、持てるエネルギーをフル回転させています。当グループの社員はもともと「より良い社会をつくっていこうよ」「より良い世の中を子どもたちや孫たちに残してやろう」の思いで集まった心熱い人間の集団です。人間だれしも自分や家族の幸せを第一に願いますが、それも世の中あってこそです。
ここにまったく新しい価値観が生まれます。すなわち、さわかみグループは「より良い社会をつくっていく」方向で、積極果敢かつ堂々とビジネスを拡大していきます。そして、そこからいただく報酬つまり利益を、再び「より良い世の中づくり」にまわさせてもらうのです。
この循環を高めていくことで経済や社会をいくらでも活力にあふれつつ、しっとりとしたものにしていけるはずです。そこで登場してくるのが当財団です。
当グループの企業が世の中に良かれと願ってビジネス活動に励んで得られる利益を世の中にどんどんまわさせてもらおうではないか。どうせなら公益性が高く社会的にも意義と価値のある、カッコ好いお金のつかい方をしたいもの。その大事な役割を果たすべく一般財団法人さわかみ財団が生まれました。さわかみ財団の理事や職員は、世の中にどのようなお金のつかい方ができるのか、よほどしっかり勉強していかなければなりません。その美意識や品格そして目線の高さ、これも「より良い世の中づくり」への挑戦です。もちろんグループ社員の思いや夢を代弁するだけの見識と使命感も問われます。皆の熱い思いの結晶を、世の中のためにつかわせてもらうのですから。